髪がまとまらずヘアスタイリングに時間がかかる原因と解決方法

忙しい朝や外出前にヘアスタイルがなかなか決まらない、髪が広がって整えるのが大変、時間がない中で簡単にはいかない髪のスタイリングで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ヘアスタイルがまとまらない原因を理解し、簡単にまとめやすい髪にするために日々のヘアケアを見直してみましょう。

髪の毛がまとまりづらくなる原因とは

まずは、髪が広がったりまとまりづらくなる原因を考えましょう。原因が分かれば対策がしやすいです。

・乾燥

髪が乾燥していると空気中の水分を吸い込みやすくなり湿気を含んで広がってしまいます。
髪に指を通した時に引っかかったり絡まったりする場合は髪が乾燥している場合が多いです。髪が乾燥していると静電気が起きやすいという傾向もあります。
頭皮の乾燥についてはシャンプーやカラー剤などで強い刺激を受けていると乾燥しやすく、これも髪が広がる原因となります。

・髪質

元々の髪質によって、どうしても髪がまとまりづらい場合があります。
くせ毛の人、毛量が多かったり髪自体が太い人はボリュームが出て髪が広がって見えてしまいやすいです。

・髪のダメージ

熱や摩擦、紫外線などの様々な影響でキューティクルがダメージを受けます。
キューティクルがダメージを受けると髪のハリや刺激に対する強さを失ってしまい、枝毛や切れ毛ができやすくなったり、保湿力が下がることによりパサパサになって広がりやすくなります。

・髪質に合ったカットができていない

スカスカにカットされているとその部分がハネやすくなることが多いです。

髪をまとまりやすくするためのヘアケア

原因が分かったらその原因に応じてそれぞれのヘアケア対策をしましょう。毎日のヘアケアで髪の広がりは抑えることができ、忙しい朝のスタイリングが楽になります。

・乾燥対策

髪を乾かす前後には必ずヘアオイル等をつけ乾燥を防ぎましょう。つけるとつけないでは乾かした後の広がり具合が全然違います。オイルの効果で潤いを保て、外からの刺激にも髪が守られ、まとまりやすい状態が作れます。

・ドライヤーの仕方

ドライヤーは決して下から当てず根本から毛先に向かってブローしながら乾かしましょう。乾きにくい根元を乾かしてから毛先を乾かすのが良いです。

・髪質の改善

癖が強い場合、縮毛矯正をしてサラサラにする事で朝のスタイリングが楽になります。もしくはくせを活かして思い切ってパーマをあてることも一つの手です。縮毛矯正をすれば寝ぐせが付きにくくブラッシングのみでも整いやすいです。
パーマの場合はワックスを軽く揉み込めば簡単におしゃれなスタイルが作れます。

・寝る前のケア

就寝前のケアも大切です。
朝の寝ぐせや髪のうねりを予防するために、夜にストレートアイロンを通しておくという方法も効果的です。また、ナイトキャップをつけることで寝ている間の枕との摩擦や静電気による刺激を防ぐことができます。

まとめ

自分の髪の毛の性質や状態をきちんと理解して、乾燥対策からダメージ予防まで毎日のヘアケアに気を配ることで、ヘアスタイルのまとめづらさを改善することができます。
毎朝のセットの時間が短く簡単になって、おしゃれなヘアスタイルがスムーズにきまれば、一日のスタートを気分良く過ごすことができるでしょう。
ヘアスタイリングやヘアケアについてのお悩みがあれば、ぜひご相談ください。